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松山南高校 家庭クラブ

しっとり上品な味わいの生地と甘さ控えめなクリームが絶妙にマッチしたロールケーキ。これ、高校生が作ってるんです。その名も「南風さつまろん」。

お話を伺ったのは家庭クラブの中でも特にお菓子作りが好きな藤原さんと宮岡さん、顧問の徳本先生です。

原案となったのは、家庭科を履修している生徒が、夏休みの課題として考えた愛媛の食材を使った料理。そこで提案されたレシピをもとに家庭クラブのメンバーが1ヶ月改良を重ねて完成させました。

昨年11月に「ふるさと料理マルシェ」に出品したところ、お客さんの反応は上々。商品は完売! 審査員からも「このまま売り出せる」と太鼓判を押されたことで、満を持してのお城下マルシェへの出店となりました。

抹茶味の生地には宇和茶の緑茶パウダーが混ぜこまれており、時間が経ってもお茶の良い香りがします。クリームには丁寧に裏ごしされた愛媛のさつまいも。さらに栗も入り、たっぷりのクリームでもぺろりと食べられてしまう甘さ控えめの仕上がりになっています。

「自分たちが作るものを通じて、人を笑顔に、幸せにしたい」と意気込みを語る他、「南風さつまろんを松山南高の伝統として引き継いでいってほしい」と南高スイーツのこれからについても、楽しみな言葉が聞かれました!

今回のお城下マルシェではプレーンと抹茶味、春限定の桜餡が入った桜味が登場します! 1つだけではなく、いくつも食べたくなる味を会場で食べ比べてみてください!

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