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土と暮らす 首藤さん
5時間ほどコトコト火にかけ、ふっくらと炊き上げた大豆。そのままつまみ食いしても美味しかったのですが、この大豆を使い、みんなで味噌をつくりました。
参加者同士でワイワイと大豆を潰し、塩を混ぜた米麹とあわせて団子をつくり、容器に投げ入れていきます。茹でた豆の香り、米麹の香り、手触りなど、五感をフル回転させてつくっていきます。
この大豆は、「土と暮らす」の首藤さんが主宰する大豆トラスト西条の活動で栽培されたもの。大豆の自給率はわずか6%ほどで、私たちが口にするほとんどが輸入大豆ですが、輸入大豆は、遺伝子組み換えや除草剤の問題が懸念されます。
一方、首藤さんは、農薬や肥料を使わない環境保全型農業で栽培。種まきから草取り、収穫、選別など、首藤さんの作業をトラストメンバーもお手伝いしながら、味噌づくりの日を迎えました。
種を受け継ぎ、つなげていく――。そして、収穫した豆は時間をかけて味噌に育てる。昔は、当たり前だった農と食の風景を、再び私たちの手に。そんな農業を楽しそうに首藤さんは語ります。
お城下マルシェでは、大豆トラストの大豆や自然栽培のお米、そのお米を使った甘酒などを販売していただく予定です。あなたも、今年度の「大豆トラスト西条」に参加して、種を植えるところから味噌をつくるところまで、参加してみませんか?
ぜひ、「土と暮らす」ブースで首藤さんとお話してみてください!
土と暮らす▽
http://tsuchitokurasu.jp/
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